小麦が食べられなくなった話

事の発端は料理研究家でもあるアロマセラピストの先生に

「生理前になるとガスたまりのような感じでお腹が張って苦しいんです」と相談したところ、
「それはたぶん小麦なのよね」と言われたことから始まります。
わたし小麦大好きなんです、、麺類は1日三食の中で必ず食べるといっていいくらい大好き。
だから小麦が食べられなくなるなんて、信じられなくてスルーしてしまいました。

しかしながらやはり改善しない生理前の不調。ガスたまり、下痢、たまに便秘。体調不良に引っ張られ乱れるメンタルメンタル…
色々調べるうちに「小麦、牛乳、甘いもの、アルコール…などは身体に刺激があるので控えること」ときっぱり書いてあったあるブログにたどり着き、自己流で1週間ほど小麦を絶ってみることに。
昨今、米粉のパンや、十割そば、フォーのような米由来の麵、から揚げやフライなど揚げ物の衣も米粉で代用していけることを知って
グルテンフリーは思ったよりきつくなくて、も1週間(合計2週間)断ちました。

お昼ご飯にお米がなくて、久しぶりに乾麺を食べてみようかな。食べてみた。
ら、、2週間ぶりにガスが発生しだした。その後おなかは下すし、44年生きてきて初めてくらい大きなニキビと食物アレルギーかというほどの赤い発疹が顔中に。。

これは、、まずい、、小麦アレルギーになってしまった!

お腹を治さなければ、、と駆け込んだのが「お腹講座」の受講。
小麦アレルギーがどんなものなのか知りたい。

講座を受講したどり着いた結果が、グルテン不耐性。ディスバイオーシスからの小麦グルテンが刺激になりリーキーガット、SIBO発症手前。

ディスバイオーシスは腸内環境の悪化。腸内細菌は大きく分けると悪玉菌、善玉菌、日和見菌の3タイプいますが、
腸内環境が乱れて悪玉菌が多くなると、善玉菌が減り日和見菌が悪玉菌の見方をしてくる→結果的に悪玉菌が増えている状態。

リーキーガットは腸内環境が乱れているゆえに、腸の粘膜を守るように分泌される粘液が足りないところ、グルテンのゾヌリンが細胞間に入り込みきっちり並んでいる細胞間のタイトジャンクションを解除してしまい、腸粘膜下の血管に腸内の未消化物や腸内細菌の死骸(内毒素)などが入り込んでしまう事。
リーキガットの怖いところは、免疫などのバリアが働かず、腸が炎症、炎症物質が血液に乗って体を駆け巡る、そうすると体の弱いところが炎症しだすところ。→いろんな体質、体調不良、病気の原因に。
しかも日本人のほとんどは精製された小麦合わないです。牛乳も消化に重い。

SIBOは大腸で増えすぎた腸内細菌が、本来腸内細菌が少ない小腸に移動してしまう事。
大腸の腸内細菌が処理するべきものを、小腸に移動してきた腸内細菌が処理しだしてガスが発生し、
長く複雑な構成の小腸の中で発生したガスは行き場なく、その間にもガスがどんどん増えてお腹が張る。痛みを伴うほど張る。といった構図。

わたしはリウマチ薬を服薬しているので、専門家にお願いしてお腹を治し、体調をよくする、免疫を上げる。そして、食べたものをきちんと栄養にしてもらえる体を作る。ことにしました。

食事について今いろんなものが発信されていますが、アーユルヴェーダが指し示すようにその人に合った食事でないとかえって体調を崩すことがあります。
発酵食品についても、強いアレルギー症状がでているのにヒスタミンたっぷりの発酵食品をバンバン食べることでヒスタミン不耐性になってしまったりと、栄養になるどころか毒になることも。
身体によいハーブティだってサリチル酸過敏症の方には合わない。アロマテラピーも過敏症の方は化学物質の塊である精油が合わない人だっている。
自分の体を知ること、見極めること。静かなところで微細な嗅覚、触覚、味覚の感覚を感じること。

それには伴走してくれる知識人が必要だってことも実感しました。
医療従事者の方の意見もいい、だけど人間の体って薬を飲んで塗って貼って。切って取って治ります。という単純なものではないです。
病院では治せない病気がいっぱいある。これは自分が病気になり、治療の段階でドミノ倒しのようにいろんな病気を併発を体験したから言えること。
正しい生活習慣以外にもカバーできないところがある。

メンタルの部分、体の奥の緊張の部分。ここはどの職業のかたよりセラピストが得意です。
思考に上がってこない心の深淵。思考ではない。言語化できない部分。手のひらで一つ一つの細胞に触れそこを癒す。
セラピストはそこを癒すことができる職業だと思っています。

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