お金のかからないスペシャルな養生法

リラックス、癒し、セラピーは外に出てトリートメントしてもらったり、誰かに胸の内を聞いてもらって、あるいは学習して取り入れるものと思われるかもしれません。

それを業をしているものから言わせると、「トリートメント来てほしい」が本音ですが、
(効果的だし、お金はかかるけど手間はかからない)
産後ママ、介護中の方等家族の事情を抱える方や、普段お仕事している方などやむを得ない状況で外出することもままらない方もいらっしゃる中で、何かできることはないかと思いわたしなりに考えてみました。

わたしは行き詰まりを感じるときには、アーユルヴェーダの「朝のディナチャリア」を行っています。
アーユルヴェーダ的、朝行うべき行動。ですが毎日は難しい。でもすべてやり終えるととても気持ちが良いのです。
朝はお子さんを起こして学校や園に連れて行ったり、お仕事がある方はご自身の出勤の準備に忙しい時間帯ですが、あえての朝、日が昇る前、誰も起きていない静かな空間、睡眠から目覚めた後のエネルギー充電完了している身体を、さらにいつくしみいたわると、心と身体の充足感が倍増します。不思議と。

少しづつ生活に取り入れてみてください。(一度に全部書き記します、長いブログになります)

⑴起床時間
ディナチャリアにはいろいろやることがあるので、外出の予定があるなら、なんといっても早起きしなければなりません。
アーユルヴェーダで勧める起床時間は日の出1時間半前(ブラムマ・ムフールタ)です。一般的には午前3時半から5時半からの2時間。日の昇る時間帯が季節によって変わるので2時間の幅が出ています。
毎日ブラムマ・ムフールタに起きることには体質や置かれている状況によって細かなルールがありますが、
今回はスペシャルな朝でご案内なので割愛します。個人的にはこの夜明け前というのがみそです。後述します。

⑵朝の排泄
アーユルヴェーダでは「排せつは朝行われるべきである」と強く強調します。
わたしもほかの自然療法を取り入れる中で、排せつの状態を見ることがとても大切だと思っています。
(体調、体質、病気、気分の8割は腸で作られるから)
朝、一番に便意を感じ良い便を排せつできること。まずはこれを目指すとよいです。
(ブログを見たよでお腹カウンセリング無料やります。便秘、ガスたまり、下痢などが日常的にある方はおすすめです。食事の仕方や生活習慣だけで便が変わります。おすすめです。2024/10/1まで)

⑶口の清潔を保つ タンズクレーバー、歯磨き、オイルうがい(ガンドゥーシャ)
・タンズクレーバー:専用の機材がありますが、ない場合は、ステンレスのスプーンでやるとよいです。
睡眠中に身体が排出した毒素と言われる舌ゴケをとります。ごしごししないで、柔らかくこすってとれる範囲で良いです。
・歯磨き:いつもの、普通の歯磨きでOK
・オイルうがい(ガンドゥーシャ):太白ごま油(スーパーで買えるもの)を、口の中に注ぎます。
5分そのまま口の中にいれておき、奥の歯茎やのどのほうへ。口全体にオイルを染み渡らせるようにします。
決して飲み込まないように。
その後口の中のオイルはコップに出しティシュにしみこませるようにして捨てます。(環境を考えてオイルはシンクに捨てない)

※太白ごま油はキュアリングすることが勧められてます
(キュアリングとは・・オイルを100度ほどに温め、その後火をけし冷ますこと。日本の食は安全だから必ず必要か、、な?)
こちらは時間も手間もさほどかからないので普段から取り入れるとよいですね。

⑷軽擦法(ガルシャナ)
本来は絹の手袋を使って体中を軽擦してゆくのですが、お手元にない場合もあるので。
綿の手ぬぐいなどで代行するのはいかがでしょうか。
皮膚の痛みを感じないほどにちょっと気持ちいいくらいの圧でごしごしこすっていきます。
冷えを改善したり、おもだるさ、倦怠感の軽減。血流の改善、肌つやが良くなる。強い摩擦でできた硬く黒ずんだ皮膚を柔らかくします。

⑸3点オイルトリートメント(アビアンガ)
頭頂、耳、足の3点をオイルマッサージすれば全身オイルマッサージしたものと同等の効果が得られる、と言われています。超スペシャルにされたい場合は、精油を入れたオイルで全身マッサージも◎
(サンダルウッド、ジャスミン、フランキンセンス、ネロリあたりがおすすめです)

・頭頂:つむじあたりから前に指を滑らせ、ちょっと圧を感じるところが頭頂です。思ったより前にあります。
ここにオイルをつけて頭皮に浸透するようにマッサージ。頭頂、頭全体にいきわたるように手を動かし、
耳やこめかみ、首、手をあてて違う感触を感じたとことがご本人にとってのツボになります。
ここは神経や筋肉のポイント地点になりますので、ぐりぐりするというよりはなでて癒してあげるとよいです。
・耳:耳を包み込み、手の温度で温めます。その後耳たぶを引っ張ったり、こすったして気持ち良いところを探りながら気持ち良い圧でマッサージしていきます。
・足:かかと、足の指の間など足全体にオイルを塗布。
痛みを感じるところはなでるように、気持ち良いところは気持ち良い程度に指圧や軽擦をしてゆきます。

オイルによるアビアンガは、頭をすっきりさせ、感覚器官の働きをよくします。
リラックス効果のほか、白髪や抜け毛を予防し美しい髪を保ち、自律神経の安定や筋肉の緊張をほぐしてコリを解消してくれます。
2~3分行うだけでも効果が期待できます。慢性的に心や身体の調子が上がらないときには毎日やるがお勧めです。

⑹入浴
足だけの足浴、シャワーだけでもよいですが、スペシャルな朝なのでここはぜひ入浴をお勧めします。
平日はワンオペなので常にゆっくり入浴できないですが、(子供と入浴ってあわただしさの極みですよね、)
子供が寝ている時間帯なので、もうすごいスペシャルな入浴をします。(ついでにLAKSHMIのデトックス用パックを全身に塗ったりして)
ちょっと熱めのお湯に汗がじんわり来るくらい。
ここで夜明け前にする意味が!暗い空から薄明かりがさしてくるこの時間帯がなんとも心が休まるのです。
ちょっと明るいと違うのですよね。ヴァータとカパの時間帯の移り変わる時間帯(6時~6時半くらい)に入るのが本当に心地よいのです。(時間帯の話は松果体の話が絡んでくるのでさらにブログがながくなってしまう、、のでまたの機会に)

アビアンガは発熱や体調不良がある場合また生理中にはしません。
子供も高齢者もやるととても良いです。オイルは身体を冷性にするのでその後に入浴できない場合は、
温かいタオルなどでふき取ってあげるとなおよいです。
お友達やカップル、夫婦、兄弟姉妹でペアでやるのもおすすめです。その場合は背面だけ、足だけ、腕だけと限定しても。
自分でやるより、人にやってもらったほうが心地よさが違います。言葉以外のコミュニケーションにもなり、心の充足を感じることができるでしょう。

ディナチャリアの最後にはヨガなどの軽い運動、姿勢を正してすわり、呼吸に意識を向け、目を閉じて心の中の会話を静かに聞いてみましょう。その次に浮かんできた思考や会話をよけるように何も考えない時間を作ってみます。(これすごい難しいからやってみて。まずは3分)
清潔な衣装をきて身だしなみを整える。それから消化に良いものをよく咀嚼して食べます。
吉祥物を眺め、心が感じる微細なうれしいを意識してみます。ちょっと口角が上がるようなちょっとうれしいを感じると少し幸せな気持ちになります。それこそが幸福というものなのです。

文字にすると複雑に感じますが、それほど大変ではないです。
一度にやることが大変だと思われる場合には、どれか1つでもいいので日常に取り入れてみてください。
少しずつ、自分のための時間を作る。自分のために行動する。これがとても大切です。

こんど「絹の手袋付き、キュアリング完了したオイル付き」の朝のディナチャリアWSでもしようかしら、、?


体質(ドーシャ)により起きる時間が前後します。

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